「最果ての島 与那国島へ 〜アヤミハビルを求めて〜 後編」

今日は後編。

3日目
とにかく毎日お天気にはめぐまれていた与那国島での日々。



チバさんは海にもぐって貝殻や骨や珊瑚などのひろいもの。
わたしは浜辺で貝殻ひろい、そしてオカヤドカリとたわむれる。

この日はようやくアヤミハビル館へ。
Mさんが
「タイミングよければ羽化したてのアヤミハビル見れるかも」
と言っていたのでそれに望みをかけて朝一でアヤミハビル館へ。

入ってすぐに目にとまったのがこれ!
これって!!!!



アヤミハビルじゃない?! そうだよね?!
今日羽化したんだー!!!???
ラッキー!!!!!
(ていうか左の何?! 笑)



やじるしの先の白い部分が三角っぽいのがオス。
台形というかダイヤ型っぽいのがメス。

夢中で写真を撮ったわたしたち。


しかし……
しばらくしたあと重大なことに気づくのです。



ピン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピンささってんじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!

……お亡くなりになってるアヤミハビルだった。

そうだよね、こんなふうに無防備に生きた虫を展示するはずがないよね。
冷静に考えればわかることなのにわたしたちったら……

かなり落ち込むふたり。


あまりにも衝撃が強かったので
わたしたちが浜でひろった貝殻写真でブレイクしましょう。


虫好きが来たという情報が入ったのか否か
帰り際におじさんがおもむろに奥の部屋から三角紙をとりだしてきて……



こちらはかろうじて生きているアヤミハビル。
アヤミハビル館で飼育された標本用のだそうです。



生きてはいる……でも……なんか……うれしくない……。
必死につかまる様がなんとも……はぅー。


またまた衝撃的だったので
アヤミハビルの繭でつくった小銭入れでブレイクしましょう。
(昔はおみやげ品として売られてたけど今はつくる人がいないらしい。これほしい!)


なんとも言えない複雑な気持ちをかかえたわたしたちは
改めて
「絶対天然のアヤミハビルを見つけてやる!!!」
と心に誓ったのだ。


しかしなんだかんだ言ってもこの日が与那国島さいごの夜。
今夜にかけよう!


この夜だけは雰囲気がちょっと違っていた。
自動販売機に虫がいたのだ!!!



夜は決まって浜で貝殻ひろいをしてたわたしたち。
今夜は浜から森へ行くのだ!!!

さいごの夜の作戦は

宿付近のなんた浜から島で2台しかないタクシー(その日は1台お休みだった。笑)で
島の真ん中あたりの森林の森へ。

タクシーの兄さんは
「アヤミハビル見にきたの? 虫が好きなの? 珍しいねぇ〜」
とあんまり興味なさそう。笑

森の入口でわたちたちはおろしてもらって
「じゃあ、あとで電話してね〜。迎えにいくから」
とタクシーの兄さん。知り合いみたいな話しぶりで安心する。

森は1本道。街灯ひとつない。まさに真っ暗。

わたしたちは右と左にわかれてくまなく散策。
チバさんは小虫よけに口元にてぬぐい巻いててちょっとあやしい。
わたしは探検家のようなヘッドライトを真面目につけてる。
ふたりとも若干おもしろい姿。



大げさじゃなくてほんとに真っ暗だった!




メジロ!おこしてごめん!




これはヤシガニ級の大きさのムラサキオカヤドカリ。




シナコイチャコガネ。食べ後が独特。
チバさんはおかしの箱あけた跡みたいって言ってた。

かれこれ2時間近く探してもうタクシーもそろそろおわりの時間。

するとチバさんが……







「イマシタヨ……」



わたしにはすごく冷静な声に聞こえたのだけど……
いたって言ったよね? 言ったよね?

まさかと思ってチバさんの視線の先を見ると……




いる。

いるよ!!!!!!!!!!!!!!!!

このときもう感極まって泣いてたわたし。

やっとやっとやっと見れた天然のアヤミハビル!!!





しかも、なんて美しい!!!
なんてでかい!!!!!!!
アヤミハビル館で見たこたちより断然でかかった!

これはアヤミハビルのオス。


このこはとってもおとなしくて逃げる気配もなく
わたしたちはゆっくりじっくり撮影できました。

1時間ほど撮影したのかな?
とうとうしびれをきらしたアヤミハビルがバサバサととびました。
飛んだ先は……



チバさんの白い服へ!!! わ〜!感動的!!!
みなさん自分の肩のサイズを考えてみてください。
でかい!!!

そしてさらにバタバタと飛んだ先は……



わたしの服!
おなかあたりにとまったので
わたし目線でこんなかわいい顔を見せてくれた。
悶絶!!!

なんだか飛び方はすごく下手で側溝にはまってしまったり。
無事にもといた木に戻すことができて
ようやくわたしたちもひといきついたのでした。


さ、帰ろう!
タクシー終わっちゃう!
と思って携帯を見たらタクシーの兄さんから何度も着信が!笑
「遅いから心配したよ〜」と。

わたしたちの興奮ぶりにお兄さんもとってもよろこんでくれた!
次の日の朝民宿のみなさんにも報告。
みんなで大きな拍手で祝ってくれた!!!




どうなることかと思ったけど
無事に天然のアヤミハビルを見ることができて
ほんとうにほんとうによかった!!!

いろいろ教えてくださったMさん、
応援してくれたみなみなさま、ほんとうにありがとうございました!
いっしょに旅してくれたチバさん、ありがとう!


バンザーイ!!!




 

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

selected entries

archives

recent comment

  • 「カメムシを愛する小学校」
    うさみ
  • 「カメムシを愛する小学校」
    ohkubo kiyosige
  • ぐんま昆虫の森
    うさみ
  • ぐんま昆虫の森
    あぴ
  • 「ジュンク堂書店さんで販売はじまりました!」
    mushi
  • 「ジュンク堂書店さんで販売はじまりました!」
    うさみ
  • 「ジュンク堂書店さんで販売はじまりました!」
    mushi
  • 2013年ありがとうございました!2014年こんにちは!
    うさみ
  • 2013年ありがとうございました!2014年こんにちは!
    micromyu
  • 「ほんやさんになりたい」
    うさみ

links

profile

書いた記事数:105 最後に更新した日:2016/10/07

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM